続・映画の王様

映画ライターのブログです

2019年11月のブログ記事

  • 『ハッド』

    『ハッド』(63)  主演のポール・ニューマン以外は、結構アカデミー賞を取っている。現代版の西部劇とも言われたが、正直なところあまり好きな映画ではない。『シェーン』(53)でジョーイ少年を演じたブランドン・デ・ワイルドも出ている。 『MOVIE ポール・ニューマン特集号』から 「アカデミー賞のすべ... 続きをみる

  • 【ほぼ週刊映画コラム】『ドクター・スリープ』

    エンタメOVOに連載中の 『ほぼ週刊映画コラム』 今週は 『シャイニング』の40年後の続編 『ドクター・スリープ』 詳細はこちら↓ https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1206674

  • 『現代アメリカ映画作家論』(双葉十三郎)

     先日読了した双葉十三郎さんの『アメリカ映画』が大変参考になったので、続けて、その続編とも呼ぶべき、1954(昭和29)年発行の『現代アメリカ映画作家論』を手に入れて読んでみた。ラインアップは、 【研究】 ウィリアム・ワイラー、ジョージ・スティーブンス、ジョン・フォード、アルフレッド・ヒッチコック... 続きをみる

  • 『映画の森』「2019年11月の映画」

     共同通信社が発行する週刊誌『Kyoudo Weekly』(共同ウイークリー)11月25日号で、『映画の森』と題したコラムページに「11月の映画」として5本を紹介。独断と偏見による五つ星満点で評価した。 映画製作の裏側にあるものとは… 『キューブリックに愛された男』『キューブリックに... 続きをみる

  • 『カツベン!』周防正行監督と主演の成田凌にインタビュー

     周防監督に、「なぜ今、活動弁士を主人公にした映画を撮ろうと考えたのか」と質問すると、  「サイレント映画に、別に弁士も音楽も要らないじゃないか、とずっと思ってきたが、今回、片島章三さんの脚本を読んで、本当の意味でサイレント映画は、弁士の説明と音楽があって見るのが正しいと気付いた」  「映画の定義... 続きをみる

  • 『ラスト・シューティスト』

    『ラスト・シューティスト』(76)(1987.6.14.日曜洋画劇場)  何度見ても、一体ジョン・ウェインはどんな気持ちで、この映画に取り組んでいたのだろうと思ってしまう。  恐らく、これが最後になるかもしれないという気持ちはあっただろうし、がんに侵されるという、演じる役と自分自身がオーバーラップ... 続きをみる

  • 『ムービーランドの子守唄 いつか見たジョン・ウェイン』(大林宣彦)

     先日『絶海の嵐』(42)のパンフレットを入手した際、この本のことを思い出したので再読してみた。  ゲイル・ラッセルに捧げられた本書(85)は、『ぼくのアメリカンムービー』(80)から、ジョン・ウェインに関する部分だけを抽出し、加筆訂正したもの。『絶海の嵐』と『怒涛の果て』(48)のイメージを中心... 続きをみる

  • 黒澤明VS勝新太郎

     昨日のNHK「アナザーストーリーズ」は、「天才激突! 黒澤明VS勝新太郎」と題して、『影武者』(80)での勝の降板をめぐる出来事を追っていた。  以前は、もし『影武者』が、当初の予定通りに、監督黒澤明、脚本橋本忍、撮影宮川一夫、音楽佐藤勝、主演勝新太郎、若山富三郎で撮られていたら…... 続きをみる

  • 悲運のプロデューサー、サミュエル・ブロンストン 『ローマ帝国の滅亡』『サーカスの世界』

    『ローマ帝国の滅亡』(64)(2007.10.2.)  アンソニー・マン監督の遺作だが、これはプロデューサー、サミュエル・ブロンストンの趣味が大きく出た映画だろう。  リドリー・スコット監督の『グラディエーター』(00)との類似点が多く、この映画の屈折したダメ皇帝役のクリストファー・プラマーが、『... 続きをみる

  • 『文學界』ジョン・フォード 『望星』映画についての特集

     『文學界』12月号に、「ジョン・フォード論」 序章 フォードを論じるために(蓮實重彦)が載っている。『望星』12月号の特集は「映画について私が語ること」だ。

  • 『墓石と決闘』

    『墓石と決闘』(67)(1973.1.14.日曜洋画劇場)  『OK牧場の決闘』の後日談を描く。いきなり決闘から入る冒頭のスタイルが斬新で、ジョン・スタージェスが最後の輝きを見せた一作として記憶される。  主人公ワイアット・アープにジェームズ・ガーナー、ドク・ホリデイにジェイソン・ロバーズ、アイク... 続きをみる

  • 『八月の六日間』(北村薫)

     出版社で雑誌の副編集長をしている「わたし」を主人公にしたライトな山岳小説。氏の小説は「時と人 三部作」と呼ばれる『スキップ』『ターン』『リセット』をはじめ、女性を主人公にして書かれたものが多いが、今回もその一つ。ただし、今回の主人公の考え方には最後まで共感できなかった。  ただ、山に登らずに、登... 続きをみる

  • 『絶海の嵐』

     上野の古本市でまた珍しいパンフレットを見付けてしまった。セシル・B・デミル監督、レイ・ミランド、ジョン・ウェイン、ポーレット・ゴダード、スーザン・ヘイワード共演のテクニカラー海洋映画『絶海の嵐』(42・日本公開52)である。  1840年代のカリブ海を舞台に、貨物船を攻撃する敵との壮絶な闘いを描... 続きをみる

  • 『フォードVSフェラーリ』

    『フォードVSフェラーリ』(2019.11.7.20世紀フォックス試写室)  1959年、ル・マン24時間耐久レースで優勝したキャロル・シェルビー(マット・デイモン)。だが心臓を悪くした彼は、車のデザイナー兼セールスマンに転身する。彼のチームには優れたレーサーだがくせ者の英国人ケン・マイルズ(クリ... 続きをみる

  • 『アナと雪の女王』

     22日から『アナと雪の女王2』が公開になる。今日の新聞はテレビ放送される『アナと雪の女王』(13)の広告でいっぱいだった。早いものであの大ヒットからもう5年もたったのか…。 【映画コラム】ディズニー創立90周年記念『アナと雪の女王』と『ウォルト・ディズニーの約束』 https://... 続きをみる

  • 「2019年10月の映画」転載

    「KyodoWeekly」10月28日号から「10月の映画」 共同通信のニュースサイトに転載 https://www.kyodo.co.jp/national-culture/2019-11-13_2364327/

  • 【インタビュー】『アースクエイクバード』ウォッシュ・ウエストモアランド監督

    「“東京ノワール”と呼べるような、新たなノワールが構築できると思いました」 https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1204854

  • 『社長道中記』

    『社長道中記』(61) 『文化の泉 シネマアベニュー Vol.7 みんな輝いていた60年代!』(14)から。 クリック拡大

  • 『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』のすし屋(五香)

     久しぶりに京成バラ園を訪れた。以前発見した、ヘンリー・フォンダ、ケーリー・グラント、グレース・ケリー、カトリーヌ・ドヌーブに続いて、今回はセクシー・レクシーという名の付いたバラを発見した。これはレックス・ハリスンのニックネームだ。バラより名札の方が気になったりして。 黄色いバラはヘンリー・フォン... 続きをみる

  • 【ほぼ週刊映画コラム】『ターミネーター:ニュー・フェイト』

    エンタメOVOに連載中の 『ほぼ週刊映画コラム』 今週は 本当にこれで終わりなのか? 『ターミネーター:ニュー・フェイト』 詳細はこちら↓ https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1205377

  • 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』

     前作は129分、今回は160分。主人公のすず(のん)や娼婦のリン(岩井七世)の“女心”を表すシーンなど、新たなエピソードを加えて、前作では描き切れなかった秘密を明かしながら、“自分の居場所”というテーマをさらに強く印象付ける。また、日常の日付がさら... 続きをみる

  • 『ヴェラクルス』

    『ヴェラクルス』(54)(1974.6.12.水曜ロードショー)  舞台はメキシコ革命下。元南軍将校のベン(ゲーリー・クーパー)と無法者のジョー(バート・ランカスター)は、侯爵(シーザー・ロメロ)の仲介で、伯爵令嬢(デニーズ・ダーセル)を馬車でヴェラクルスまで送り届けることになるが、馬車に金が隠さ... 続きをみる

  • 【独占ニュース】『ターミネーター』T-800のモデルはユル・ブリンナー!?

    『ターミネーター』T-800のモデルはユル・ブリンナー!? キャメロンとシュワルツェネッガーが共に影響を明かす。

  • 【インタビュー】『ターミネーター:ニュー・フェイト』ナタリア・レイエス、マッケンジー・デイビス、ガブリエル・ルナ

    「憧れの『ターミネーター』の世界の中に自分がいるのは最高の体験でした」 https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1205056

  • 【インタビュー】『ターミネーター:ニュー・フェイト』アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン

    「これで終わりだと思っています」 https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1204959

  • 『48時間』

    『48時間』(82)(1983.11.9.日比谷映画)  サンフランシスコ市警の刑事ジャック(ニック・ノルティ)は、脱獄犯一味に同僚を殺されてしまう。ジャックは、脱獄犯のかつての仲間で服役中のレジー(エディ・マーフィ)を48時間仮釈放し、捜査に協力させるが…。  白人と黒人の対立と友... 続きをみる

  • 『ターミネーター:ニュー・フェイト』来日記者会見

    シュワルツェネッガー「最初はターミネーターを演じる気はなかった」 リンダ・ハミルトン「『アイル・ビー・バック』のせりふが難しかった」 https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1204859

  • 『アメリカ映画』(双葉十三郎)

     神保町の古本まつりで、1950(昭和25)年発行の『アメリカ映画』(双葉十三郎)を購入。アメリカ映画の生い立ち、特徴、諸相(ジャンル)に始まり、作家と作品、鑑賞の手引、名鑑と続く。今から70年前の本なので、ジョン・ヒューストンやビリー・ウィルダー(ワイルダー)らが、まだ新人監督として扱われている... 続きをみる

  • 『決断』(58)

     東京国際映画祭の一環として、日比谷ステップ広場で開催された屋外上映会に。大きなスクリーンで昔の映画を見るのは格別。とは言え、3本立てだったが、さすがに寒かったので未見だったこれ1本で退散した。  “ハングマン(死刑執行人=原題)"の異名を持つ連邦保安官補のボバード(ロバート... 続きをみる

  • 【ほぼ週刊映画コラム】『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』

    エンタメOVOに連載中の 『ほぼ週刊映画コラム』 今週は 映画製作の裏側にあるものを描いた 『キューブリックに愛された男』と『キューブリックに魅せられた男』 詳細はこちら↓ https://tvfan.kyodo.co.jp/?p=1204663&preview=true

  • 『ターミネーター2』

    『ターミネーター2』(91)(1991.12.10.日本劇場)  前作で結ばれた、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)と未来から来たカイル・リース(マイケル・ビーン)との間に生まれた息子ジョン(エドワード・ファーロング)こそ、未来での機械との戦争で人類を導く指導者だった。機械たちはジョンの暗殺を目論... 続きをみる

  • 『ターミネーター』

    『ターミネーター』(84)(1987.10.18.日曜洋画劇場)  未来の革命リーダー、ジョン・コナーの母となるサラ(リンダ・ハミルトン)を殺害するため、不死身のサイボーグ、ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)が送り込まれた。  だが、サラを守るため、革命戦士のリース(マイケル・ビー... 続きをみる

  • 『ターミネーター ニュー・フェイト』

     『ターミネーター2』(91)から28年後に作られた正統な続編。ジェームズ・キャメロンが製作に復帰し、監督は『デッドプール』のティム・ミラーが務めた。  どうやら『2』とこの映画の間に作られた諸作は全てなかったことにするようだ。何だか引退や解散を何度も宣言しながら、復帰や再結成を繰り返すプロレスラ... 続きをみる

  • 『シャイニング』

    『シャイニング』(80)(1980.12.23.丸の内ピカデリー)  ロッキー山上にあるオーバールック・ホテル。小説家志望のジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)は、雪深く冬期には閉鎖されるこのホテルの管理人として、妻のウェンディ(シェリー・デュバル)と息子のダニーと共に住み込むことになる。と... 続きをみる

  • 『ドクター・スリープ』

     最近では、スピルバーグの『レディ・プレイヤー1』(18)にも登場した伝説のホラー映画の続編。スティーブン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』(80)の40年後をマイク・フラナガン監督が描く。  惨劇から生き残ったダニー(ユアン・マクレガー)は、父親から殺されかけたトラウ... 続きをみる