続・映画の王様

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「ドクタークイン 大西部の女医物語」

ユージン・ターナー

 『ミッシング』(03)を再見して、そういえば女医を主人公にした西部劇の連続ドラマがあったことを思い出した。「ドクタークイン 大西部の女医物語」(93~98)である。

 本放送時はあまり見ていなかったのだが、ちょうどAXNで放送されたものを何本か録画してあったので、見直してみた。
  
 19世紀後半、亡くなった友人の3人の子どもを育てながら、コロラドスプリングスで開業医をする女性ミケーラ(マイク)・クイン(ジェーン・シーモア)を主人公にした物語。日本ではNHKで放送され、シーモアの声を范文雀が吹き替えた。

 「大草原の小さな家」同様、ミケーラの家族を中心に、町の人々のさまざまなエピソードが綴られていく。そして、主人公を女医にしたことでジェンダーの問題がクローズアップされ、そこに、町に住む黒人や町の周辺で暮らすシャイアン族を絡ませることで人種差別の問題も浮かび上がる。そう考えると、西部劇ではあるが、ある意味、時代を先取りしていたことになる。