続・映画の王様

映画ライターのブログです

「BSプレミアムシネマ」『めし』

ユージン・ターナー

『めし』(51)



 岡本初乃輔(上原謙)と三千代(原節子)は結婚5年目、大阪でささやかな暮らしをしていたが、今では毎日の生活に疲れ、新婚の時の情熱は失われていた。そんなある日、初之輔の姪の里子(島崎雪子)が、家出したと東京からやって来る。里子の奔放な振る舞いに、夫婦の暮らしに波紋が広がっていくが…。


 名匠・成瀬巳喜男監督が、原節子・上原謙の共演で、林芙美子の未完となった小説を映画化。けん怠期を迎えた夫婦の日常を、きめ細かい演出で描く。この後『稲妻』(52)『妻』(53)『晩菊』(54)『浮雲』(55)『放浪記』(62)と続く、林原作・成瀬監督による映画化作品の第1弾。