続・映画の王様

映画ライターのブログです

『正直不動産』

ユージン・ターナー


『正直不動産』(2026.3.24.ソニー・ピクチャーズ試写室)


 登坂不動産のエースとして活躍していた営業マンの永瀬財地(山下智久)は、地鎮祭の準備中にほこらを壊したたたりで「うそがつけない体質」になり、正直過ぎるが故に数々のトラブルを起こしながらも奮闘する日々を過ごしていた。


 出世への野望を抱く永瀬は、課長昇進をかけて同僚たちと競争する一方で、海外の不動産投資詐欺や過去の契約トラブル、元同僚で不動産ブローカーの桐山(市原隼人)による謎の大規模開発計画、ライバル会社・ミネルヴァ不動産による悪質で巧妙な地上げ戦略など、不動産業界に渦巻く難題に立ち向かっていく。


 人気漫画を実写化したテレビドラマシリーズを映画化。後輩で相棒の月下咲良役の福原遥をはじめ、ディーン・フジオカ、草刈正雄らドラマ版でおなじみのメンバーが共演。ドラマ版に引き続き、根本ノンジが脚本を担当し、川村泰祐が監督を務めた。


 アメリカロケなどでスケールアップしているが、ドラマのスペシャル版といった感じは拭えない。ドラマの映画化は予定調和を楽しむだけのものか。なかなか難しい。