続・映画の王様

映画ライターのブログ

『アントマン&ワスプ』

ユージン・ターナー
 身長1.5センチのヒーロー、アントマン(蟻男)の続編。



 前作は特殊スーツによってミクロ化した駄目男のスコット・ラング=アントマン(ポール・ラッド)の視点を生かしたカメラワークが新鮮で面白かったが、今回は、まるでウルトラセブンのように、大きくなったり、小さくなったりと、伸縮自在のアクションや視点が見どころになる。

 今回は、アントマンとワスプ(エヴァンジェリン・リリー)のコンビ結成の様子と、ピム博士(マイケル・ダグラス)が、ミクロ化して量子世界に消えた妻のジャネット(ミシェル・ファイファー)を見つけ出す物語が、並行して描かれる。孤独な者が多いアベンジャーズの中で、家族の絆を強調するところは異色。コメディーリリーフ的な悪友ルイス(マイケル・ペーニャ)の存在も面白い。

 量子世界の映像は、『ミクロの決死圏』(66)『インナースペース』(87)、または『2001年宇宙の旅』(68)のラストを思い出させる。

 ただ、アントマンは、先に公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』には参加せず、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)以来の登場となったので、話のつながりを思い出すのに一苦労。最近のシリーズ物はこれがネックになる。そしてまたまたこれでは話は終わらず…。

【ほぼ週刊映画コラム】『アントマン』(15)↓
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ecda1aebec16b6472139953955f39011

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)↓
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a47c57cde2a63988a56921f948398f31