『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(11)(2012.2.29.シネマート六本木試写室)



夫デニス(ジム・ブロードベント)に先立たれ、86歳になった元英国首相のマーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ)は、孤独な晩年を迎え、いまだに夫の遺品を整理できずにいた。認知症を患ったマーガレットの幻想の中で夫はまだ存在しているのだ。そんな中、マーガレットはこれまでの激動の人生を振り返る。
1979年、英国史上初の女性首相となり、経済再建やフォークランド紛争などさまざまな困難を乗り越えた“鉄の女”マーガレット・サッチャーをストリープが演じ、3度目のアカデミー賞を受賞した。
最初は演技過多が鼻に付くが、段々と彼女の術中にはまっていくところは、他の映画と同様。今回は政治家としての強さ、頑固さと、認知症を患った孤独な晩年とのコントラストが彼女の演技の真骨頂だった。
夫デニス役のブロードベント、若き日のマーガレットとデニスを演じたアレクサンドラ・ローチとハリー・ロイド、そして娘役のオリビア・コールマンもそれぞれ好演を見せた。
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